第41回学会大会の開催方法の変更について
日本生涯教育学会会長(尚絅学院大学)合田 隆史
日本生涯教育学会 第41回大会につきましては、かねてご案内しておりましたように、仙台宮城地区での地方大会として開催を予定し、具体的な検討を進めてきておりました。しかしながら、ご承知のとおり現時点に至りましても、残念ながら新型コロナ感染症の拡大が収束に向かう兆しはなく、会員その他の皆様に一同に集まっていただく従来のような形での 開催は困難な状況となっております。このため、仙台宮城地区大会実行委員会からの申し出を受け、8月24日に開催されました常任理事会にお諮りし、今回は、以下の要領によりオンラインでの開催とさせていただくこととなりました。なお、予定しておりました仙台宮城地区での開催は来年度以降に延期する方向で検討を進めております。
開催時期は、11月13(金)〜14日(土)とし、全国理事会・年報編集委員会、評議員会、総会及び政策研究フォーラムをオンラインで実施いたしますが、自由研究、実践事例研究につきましては、当日口頭での発表は行わず、別途学会大会抄録に掲載する形で実施することとさせていただきます(詳細は下記)。この時期になっての予定の大幅な変更となり、会員の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますこと心よりお詫び申し上げます。諸事情ご賢察のうえ、多数の皆様のオンラインでのご参加をお待ちしております。
1.大会期日:2020年11月14日(土)
※ 評議員会及び全国理事会・年報編集委員会は13日(金)に実施
2. 会場:全てのプログラムをオンラインで開催いたします。
当日の参加方法等につきましては、詳細が決まり次第、ご連絡いたします。
3. 大会日程
今後の状況の変化によりさらに変更になる場合もありますので、 大会前にお送りする案内をご確認ください。
【11月13日(金)】
18:00〜18:50 評議員会
19:00〜20:00 全国理事会・年報編集委員会
【11月14日(土)】
14:00〜16:00 生涯学習政策研究フォーラム
17:00〜17:30 総会
18:00〜18:30 新理事会
4. 主な変更点
(1) 生涯学習政策研究フォーラム(11月14日(土)14:00〜16:00)
今般の新型コロナウィルスの感染拡大を受け、今年度の生涯学習政策研究フォーラムは「コロナ禍を超える生涯学習推進」をテーマに、オンラインで開催します。
新型コロナウィルスの感染拡大により、社会全般においてその機能や活動が停滞しつつも、それぞれの分野でニューノーマルとも言われる「新たな様式」の模索が始まっています。社会教育・生涯学習推進においても、「新たな生涯学習支援の様式」や「新たな生涯学習の様式」が求められ、また、その萌芽といえる研究と実践が動き始めています。本フォーラムでは、このような新たな社会的要請に応える社会教育・生涯学習の政策、実践、研究の現状と動向について、会員のみならず、各界で活躍の方々による報告に基づき、コロナ禍を超える生涯学習推進のありようについての討議、意見交換を予定しています。登壇者および参加方法等についての詳細は、事前にお送りする案内をご確認ください。
(2) 研究発表について
第41回学会大会のオンライン開催を受け、生涯学習実践事例研究部会、自由研究部会の研究発表については、発表要旨集録への掲載をもって発表に替えさせていただくことといたします(なお、生涯学習実践事例研究部会における会長賞の表彰、および展示発表については中止とさせていただきます)。例年、素晴らしい実践事例や興味深い研究成果が多数発表されることから、このような対応を行うことは大変心苦しいところでございますが、限られた条件の中で、会員の研究成果の発表の機会を確保するための措置ですので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。発表される研究成果や実践事例の詳細につきましては、次年度の論集、年報にご投稿いただきますようお願い申し上げます。(発表申し込み等の詳細については、別途お知らせをご確認ください。)
(3) 総会について(11月14日(土)17:00〜17:30)
生涯学習政策研究フォーラムの終了後、オンラインにて開催いたします。参加方法等については、事前にお送りする案内をご確認ください。